(1)「orange→オランゲ…スペルは気にするな!」はこちら。
授業で辱めを受け、逆トラウマになった!
安河内:苦労話でいうと、斉藤先生は英語ができる方だということは、経歴から見ても明らかなのですが、やっぱり英語で苦労されたこともありますか。
斉藤:苦労話はねぇ……いろいろありますけども、僕はもともと恥知らずなのだと思います。だから、サイコロジカル(心理的な)な苦労はあまりなかったのですよ。
安河内:メンタル面でのバリアはあんまりなかったのですか?
斉藤:あまりなかったですね。メンタル面のバリアが高い人は、そもそも選挙に出たりしないですよ。
安河内:そう、選挙に出ているんですよね。こうしてお話しててもバリアはあまりない方だなというのは、わかります。
斉藤:そういう意味では特異な性格なのだと思います。だから、僕の話はあまり多くの人には当てはまらないかもしれない……。
安河内:ひとつのモデルとして、こういう人は英語ができるようになるんだというケースの紹介になりますよ。英語ができるようになるには、こういうメンタル面をまねすべきだという。
斉藤:ある意味では、普通の人よりはタフだと思いますよ、僕は。
安河内:私の場合は、恥ずかしがり屋の自分と、今では何でもかんでも大丈夫だという、ふたりの自分を経験しています。
斉藤:殻を破るというのはどこかで必要になりますよね。あと割り切り。さっきの発音の話でいうと、僕は田舎の公立高校出身ですから、当時、発音記号どおりにナチュラルに読んだら、笑われるわけですよ。
安河内:それ、ありますね。今でもあるんじゃないですか?
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