――国内初のデジタルバンク「みんなの銀行」はサービス開始から約4年が経過しました。今の状況は順調と言えるのでしょうか。
現在はB2C、つまり個人向けのサービスが中心で、ユーザーが約135万人いる。この4年間で想定通りに顧客数が増えている。ここにさらにドライブをかけるのがBaaS(Banking as a Service: 銀行の金融機能やサービスをAPIを通じて提供するサービス)ビジネスで、さまざまなビジネスパートナーが抱える顧客にサービスを利用してもらう。
これにより、指数関数的にみんなの銀行の顧客基盤が大きくなる。さまざまな取引をしてもらうことで、われわれの銀行としての預金や貸出金が積み上がり、収益が上がってくる。これは設立当初から描いていたビジネスモデルだ。本格的に口座が増えてくるのはまさにこれからだ。
自前の与信審査モデルに切り替え
――計画では今2025年度に黒字化を目指していましたが、2027年度に延期しています。



















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