有料会員限定

総額1151億円のリニューアルプロジェクト。みずほFGの勘定系システム「MINORI」の現在地

✎ 1〜 ✎ 16 ✎ 17 ✎ 18 ✎ 19
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小
みずほ銀行の看板
(写真:編集部撮影)

特集「崖っぷちのDX」の他の記事を読む

ITシステムの複雑化などにより、2025年以降年間で最大12兆円の経済損失が発生すると指摘されてから7年。生成AI全盛の中、日本企業には守りだけでなく攻めのDXも求められている。本特集では、崖っぷちに立たされた日本のDXの最前線に迫る。

みずほフィナンシャルグループ(FG)の勘定系システム「MINORI」がリニューアルを迎える。有価証券報告書によれば、リニューアルに伴う投資総額は1151億円に上る。

工程は2段階に分かれ、まず2025年10月を目標に、日本IBMのメインフレームで動作する取引共通システムのハードウェアを入れ替える。そして26年度中に、与信や定期性預金などを担う、日立製作所と富士通のオープン基盤のハードウェアを入れ替え、ソフトウェアもバージョンアップ。そのうえで、日々の取引をはじめとするデータ管理関係の一部基盤をアマゾン・ウェブ・サービスのクラウドサービスに切り替える計画だ。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD