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ふくおかFG傘下「みんなの銀行」、赤字続きの正念場。アクセンチュアと組んだ成果は?

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「みんなの銀行」のスマートフォン向けアプリの画面
(画像:みんなの銀行)

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ITシステムの複雑化などにより、2025年以降年間で最大12兆円の経済損失が発生すると指摘されてから7年。生成AI全盛の中、日本企業には守りだけでなく攻めのDXも求められている。本特集では、崖っぷちに立たされた日本のDXの最前線に迫る。

国内初のデジタルバンクとして2021年5月に始まった、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下の「みんなの銀行」。個人向けのサービスを軸に約135万人のユーザーを抱えるが、収益は伸び悩んでいる。

営業開始以来、一貫して赤字が続いており、今26年3月期も関連事業を含めた純利益は50億円の赤字を見込む。開業当初は3年目の黒字化を目標としていたが、その目標は25年度、27年度へと後ろ倒しになっている。

永吉健一頭取は「個人消費者向けの消費性ローンの伸びが当初描いた想定とは違った」と、その要因を東洋経済の取材に対し話す。

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