「部下は上司に対しての『ほうれんそう』は大切」と言われてきました。しかし、この考えはもう古いのです。
【誤解2】上司への「ほうれんそう」はもう古い
部下は上司に「報告・連絡・相談」をしろ、という、いわゆる「ほうれんそう」はもはや時代遅れです。なぜなら、そもそも上司が「ほうれんそう」を待つ「受け身」の存在になること自体が間違っているからです。
「話を聞かない」とイライラしたり、怒ったりしても仕方ない。コミュニケーションが成り立たないのは、多くの場合、伝え手の責任です。
ネットを検索すると、「ほうれんそう」の対案として、こんなものが見つかりました。
【ツイッターでバズった「おひたし」】
お:怒らない
ひ:否定しない
た:助ける(困り事あれば)
し:指示する
【マッキンゼーが採用したという思考のフレームワーク「ソラ・アメ・カサ」】
ソラ:「空を見ると曇ってきた(事実)」
アメ:「雨が降りそうだ(解釈)」
カサ:「傘を持っていこう(判断)」
縦社会の上下関係を前提とし、部下の自主性に期待するだけの「ほうれんそう」は通用しないのは明らかで、もっと戦略的で科学的に実証された「新しいルール」へとアップデートしていく必要がありそうです。
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