留学という名の現実逃避が何も生まない理由

「なんとなく留学」ほど無意味なものはない

留学をする目的が明確にありますか?(写真:プラナ/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

今回も第1希望の大学に合格できませんでした。今年は後期試験を受け、東洋大学の法学部に合格しました。まだ、司法試験などに興味はありません。わかりません。ただ、将来は起業をしたい願望はありますが。
なので漠然と英語はこれからも伸ばしていきたいと思ってます。
アメリカのカレッジに2年間行き、日本の大学に3年次編入をしようか、それとも東洋大学の法学部に行こうか、迷ってます。
一浪生 田中

求めるものを明確にし、ベストはなにかを考える

アメリカの大学、日本の大学かという視点での選択はまったく意味がありません。大学というものに対して何を求めるかをまずは明確にしたうえで、その目的を達成するためにベストな場所はどこかという視点で選択をしましょう。

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頂戴した文章を拝見するに「アメリカのカレッジに2年間行く」目的は、何かやりたいことを探すためだと思われますが、目的もなく留学をしても何も見つからないと断言できます。

私も学生時代に非常に多くの「留学という名の現実逃避」を目の当たりにしてきましたが、ことキャリアという意味においてその経験が役に立っていた人はほんの一握りでした。

その違いはズバリ「その留学に目的はあったか?」です。

交換留学などのケースでは、専攻している分野の第一人者の講義を受けるためとか、現在日本で自分が所属する学部では学べない特定の分野を学びに留学するなど、そういった目的のあった人たちは見事にその後のキャリアにその経験が生かされている傾向があります。

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