「東京に行かせない」と親に言われた時の対処

どのように「社会人」としてスタートすべきか

「誰かが理想だと思う人生」を歩むのが大人の人生ではありません(写真:Yagi-Studio/iStock)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

私は、4年制の専門学校3年目を終え、次は4年目なのですが、自分は県外(東京)の就職を考えています。
しかし、そのことに両親は猛反対しています。僕自身は自立のために少しでも味わえていない経験を若いうちにたくさんやって自身の成長につなげておきたい気持ちです。ほかにも企業は1~2社決め手はあるんです。ダメだった場合のために地元の企業も見ています。準備は自分なりに整えてるつもりです。
両親は何が反対かというと、まず、自立のためになぜ東京なのか? 他県でもいいじゃないかと。東京という恐ろしく怖いであろう都市に子どもを行かせたくない。10年後、20年後の自分を思い描いているのか? 世間知らずなお前には行かせるわけにはいかないなど、ああ言えばこう言うばかりで、もう口答えができない状態です。
どうしたら説得できるでしょうか? このまま、あきらめるのが正解なのでしょうか? 意見をお聞かせできないでしょうか。
専門学生 富谷

自分自身の人生を生きる

この先の結果がどうであれ、自分自身の人生を歩み、その結果も含めて受け入れると覚悟を決めているのであれば、ご自身の考えを貫くべきです。

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頂戴した文章を拝見するに、富谷さんはすでに働く場所も含めてご自身の判断でキチンと考え、行動をしてきているように思えます。

そのご自身の判断に基づく人生設計に迷いがないのであれば、その道を進むべきです。

この先、卒業後は社会人になるのです。これまでの人生においては、ある程度親御さんの意向どおりの人生であったでしょうし、学費や生活費だけでなく何かと生活全般を親御さんに依存していたはずです。

しかし、この先はそうであってはいけません。自分自身の人生を切り開き、本当の意味で大人になる必要があります。

大人の定義はいろいろとあるでしょうが、大人とはおそらく、それまで培ってきた自分自身の経験や価値観、志や信念に基づき人生の方向性を決め、自ら運命を切り開き、その結果を含めて自分自身の責任において自分自身の人生を生きることができる人のことなのでしょう。

そのような生き方をするうえでの基本的な考え方や姿勢の詳細は拙著『極端のすすめ』(草思社)をご覧いただくとして、キーワードは「自分自身の人生を生きる」です。

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