そろそろ正月休みの足音が聞こえてくるこの時期。最後の最後に、大仕事が1つ控えている。大掃除だ。
オフィスの掃除は専門の業者に頼んでいる会社も増え、ペーパーレス化がすすんで紙の書類が減っていることもあり、「それほど掃除するところはないでしょう」という人も多いかもしれない。
毎日使っているからこそ大掃除を
しかし、そんな中でも、目を背けられない大掃除の必須事項が「パソコン」だ。言うまでもなく、多くの職種で常に触らざるをえないビジネスツール。ほぼ毎日触れている“商売道具の相棒”を、掃除している人は少ないのではないだろうか?
よくみたらキーボードは黒ずみ、ディスプレイは薄汚れ。さらに、デスクトップ上にはファイルが乱雑に並んでいる、ということはないだろうか?
「年1回くらいは、パソコンの掃除をしたほうがいい。たとえば毎日手で触れるキーボードは、ゴミや雑菌が付着するため『トイレよりも汚い』ともいわれますからね」と、話すのは、テクニカルライターの芹澤正芳さんだ。
「さらに本体にホコリがたまったり、ハードディスクの中に、無駄なファイルが多かったりするとパソコンの処理能力が下がる。パソコンを掃除しないと、業務効率の低下にもつながります」(芹澤さん)
そこで今回は、「パソコン周りの大掃除法」を芹澤さんに伺った。先輩や上司たちから、一方的に「デジタルに強いだろ。若いし」と思われがちな、若手社員の方々にお届けしたい。
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