「新年の目標」が三日坊主になる人の失敗原因 複数、高難度…そんな目標掲げていませんか?

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新年に立てた「目標」の達成の成否を分ける原因は何なのか?(写真:タカス / PIXTA)

社会人となったからには、自分を成長させていかなければ。そう意気込んで、目標を立てて、毎日の行動を始めたけれども、早くも1月半ばにして挫折してしまったなんて人はいないだろうか。

この記事を読んでいる人のなかには、打ち立てた目標を実行できずに、早々に「なんて自分はダメな人間なのか……」そんなふうに思っているかもしれない。

達成できないのは目標設定に問題あり

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「しかし、うまくいかないのは、あなたが怠惰だからではありません。たいがいの場合は、目標の立て方に問題があるのです」と、話すのは『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)の著者で、メンタルコーチ・目標実現の専門家、大平信孝氏だ。

これまで万年三日坊主だった人でも、少しだけやり方を変えることで、努力が続き、目標が達成できるようになるという。大平氏への取材を基に、努力が続かず目標が達成できない人の原因と、その改善策をまとめた。

失敗する原因1 そもそも、本気で達成したい目標ではない

いくら目標を立てても、それを達成する必要性が感じられないと、やる気は持続できない。たとえば、「ビジネスで使えるレベルの英語力を身に付けたい」と思っている人は多いだろうが、実際にビジネスで英語を使う機会がないと、心のどこかで「今すぐ必要なわけではない」と考えてしまう。すると、勉強を始めても、甘えが出てしまい、「今日はいいか」「来週から取り組もう」などと妥協してしまいがちだ。

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