習慣化できない人は、意外と完璧主義の人が少なくない。それゆえに、習慣化したいことが完璧にできないと、自己嫌悪に陥ってしまい、それで持続するモチベーションが下がってしまうのだ。
「しかし、それで行動が続かなくなったら、何も得られません。重要なのは、完璧を求めることよりも、とにかく長く続けることです。ポイントは、減点法ではなく、加点法でいくこと。『30分音声を聞くつもりだったのに、5分しか聞けていない』と考えるよりは、『5分は音声を聞けた』と考える方が、自己肯定感が上がり、ますます行動が続くようになる、という良い循環に入れます」と、大平さんは話す。
できないことを責めず、できた自分をほめる
挫折しやすい人の特徴をここまで紹介してきたが、最も問題のある特徴はコレ。「こんなこともできないなんて、なんて自分はダメな人間なんだ」などと自分を責めれば責めるほど、自分自身の能力や存在を否定することになり、自信や、やる気をなくすという悪いスパイラルに陥っていく。
それを防ぐ方法として大平さんは「そうやって一喜一憂してしまう人は、『できる・できない』で捉えている傾向があります。一喜一憂しないためには、『行動する・しない』で捉えること。今日行動しなかったのなら、明日取り戻せばいいだけと、淡々と考えることが大切です」と、語る。
以上のポイントを意識すれば、三日坊主からの脱却も夢ではない。2018年はまだ始まったばかり。もう一度目標と行動を見直して、今日からでも行動を始めれば、年末にはみちがえるような自分に変わっているかもしれない。
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