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〈インタビュー〉アクティビストのオアシス セス・フィッシャーCIO「京セラは近年、“迷子状態”だ」

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オアシス・マネジメント 設立者兼CIO セス・フィッシャー氏
セス・フィッシャー(Seth H. Fischer)/オアシス・マネジメント 設立者兼CIO(最高投資責任者)。投資ファンドのHighbridge Capital Managementでアジアの投資ポートフォリオを7年間運用した後、2002年にオアシス設立。アジアのコーポレートガバナンス改革を提唱(写真:オアシス・ マネジメント)

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半導体や家電など日本の電機産業は凋落の歴史をたどったが、電子部品は高い競争力を保ち、日本勢が世界生産額の3割超を占める。その強さの源にあるのが独自の経営戦略だ。村田製作所、TDK、ミネベアミツミ――。本特集では彼らの流儀のエッセンスをお届けする。

京セラが発表している構造改革案は、ステップとして半歩、いや4分の1歩も行かないようなものだ。結果として、株価でも利益面でも出遅れている。

京セラは稲盛和夫氏の下で成功し、電子部品産業や京都を代表する企業だった。それが近年は迷子状態だ。栄光を取り戻すため、多くの改革を大胆に行う必要がある。

これまで京セラ側に書簡を送ったりミーティングを開いたりしたが、非常に失望している。

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