まず、よくありがちなNGが、会議や打ち合わせのときに、ノートパソコンばかり見ているケースです。
「誰を見て」「どんな態度で」聞いていますか?
最近は会議や打ち合わせの席にノートパソコンを持ち込んで、メモを打ちこむ人が多くなっています。その場でデータ化してしまえば便利なのでしょうが、問題は「聞く態度」です。
キーボードを打つことに一生懸命になってしまって顔を全然上げない人はいないでしょうか? それだと「話に参加していない」という印象が強くなってしまいます。
また、キーボードをカチャカチャ打つ音が、思った以上に周りで気になっている場合もあります。
ノートパソコンに入力しながら話をする場合は、「意識的に顔を上げる」「メモは最低限にする」など、周りへの気遣いが必要です。
ノートパソコンを使わず、手書きでノートにとる方法にすれば、「こういうことですか?」と板書代わりに使ってみんなとシェアできるというメリットもあります。
記録係としてパソコン入力をする必要がある場合は仕方ありませんが、「上手な使い方」をすることで、まわりへの印象もよくなると思います。
「あそこで、ああいうことがあると……」「そこでこうなって、こうなんです!」
相手を指さしながら話す人、身ぶり手ぶりがやたらオーバーな人もいますよね。
「あなたはね」と、直接人を指さす人はさすがに少ないですが、話に熱が入って興奮すると、「指さしジェスチャー」が出てしまう人もいるものです。
また「身ぶり手ぶり」も大きすぎると、隣の人がちょっとのけぞったり、席を微妙にずらしたりと、周りに迷惑をかけてしまうことになりかねません。
会議や打ち合わせのときは着席で行うことがほとんどですから、上半身しか見えないので、「手のジェスチャー」は普段以上に目立ちます。あまり大げさにするのは、少なくとも日本では好ましくないと思います。
ジャスチャーが大きくなるのは「自分の話に説得力を持たせたい」という気持ちの表れともいえるでしょう。
そんなときは、大事な部分はゆっくり話すなど、内容に応じて「声のスピードと高さ」を使い分けて話してみてください。
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