一瞬で相手が喜ぶ!中山秀征の「話の振り方」 エピソードを引き出す極意とは?
MC力を鍛えると、いままでの人生が変わってしまうぐらい、ものすごいチャンスと成功が手に入る!
「スッキリ!!」「ZIP!」ほか、数々のヒット番組を手掛けてきた元日テレの敏腕プロデューサーの三枝孝臣氏が、25年間のテレビマン人生で手に入れた、一流のMCとして活躍している人たち、ビジネスですごい結果を出している人たちに共通する秘蔵のメソッドを初めて明かした『一流のMC力』を出版した。
MC力は、テレビの世界だけでなく、ビジネスにも、プライベートにも本当に役立つのか?
本連載は、三枝氏が、現在、テレビやビジネスの現場で活躍している方に話を聞いて、今日から使える働き方のヒントを得ようというもの。
今回は、中山秀征氏の後編。MCの面白さに目覚めた中山さんが、その後の番組でどうやってそのスキルを磨いてきたのかにフォーカスします。ビジネスマンの皆さんにもきっと役に立つスキルが見つかるでしょう。
「何」を言うかより「誰」が言うか
中山:タレントとして現場行ってしゃべって終わりというのは、三枝さんと作った番組では一度もないですね。タバコ屋の店番じゃないけど、MCとしてニコニコしていて当たった番組はありません。
三枝:そういううらやましいMCも一部にはいますが、中山さんにはいつもフルスイングしてもらいましたね。
中山:「DAISUKI!」でMCの何たるかを学んだことをきっかけに、日本テレビの番組への出演が多くなり、「TVおじゃマンボウ」や「THE夜もヒッパレ」につながりました。
三枝:「夜もヒッパレ」のときには、安室奈美恵さんの活かし方がいちばんのトピックスでしたね。あの安室奈美恵さんをものすごくぜいたくに使っていましたからね。
中山:番組開始時は「あの安室」じゃなかったんですが、あっという間に「天下の安室奈美恵」になっていくすさまじさは迫力ありましたね。
三枝:駆け上がっていくスピードもそうでしたし、真横でスターが出来上がっていく感じ。
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