「スッキリ!!」を10年支える加藤浩次の仕事術

3つの「やってはいけないこと」を心掛ける

相手にゆだねてしまえる懐が深い人は、やっぱり一目置かれます
MC力を鍛えると、いままでの人生が変わってしまうぐらい、ものすごいチャンスと成功が手に入る!
「スッキリ!!」「ZIP!」ほか、数々のヒット番組を手掛けてきた元日テレの敏腕プロデューサーの三枝孝臣氏が、25年間のテレビマン人生で手に入れた、一流のMCとして活躍している人たち、ビジネスですごい結果を出している人たちに共通する秘蔵のメソッドを初めて明かした『一流のMC力』を出版した。
MC力は、テレビの世界だけでなく、ビジネスにも、プライベートにも本当に役立つのか?
本連載は、三枝氏が、現在、テレビやビジネスの現場で活躍している方に話を聞いて、今日から使える働き方のヒントを得ようというもの。
今回は、加藤浩次氏の後編。「スッキリ‼」開始から10年が経って、MCとしての心境に変化はあったのか? 番組スタート直後から伴走してきた三枝氏に、理想とするMC像や、自らの意識が変わった瞬間を明かした。

 

【前編】「切れキャラ」加藤浩次がMCに選ばれたワケ

37歳の加藤浩次を本気にさせた事件

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三枝孝臣(以下、三枝):「スッキリ‼」のMCになってから、加藤さんの中で、働き方の意識が変わりましたか?

加藤浩次(以下、加藤):2006年は、まさに転換期でした。番組がスタートした3カ月後に、山本(極楽とんぼの相方、山本圭壱)が事件を起こしました。

それまで、「番組がどうなろうと関係ねえよ」という感じで仕事していましたが、「スッキリ!!」の番組冒頭で僕が謝罪したとき、MCとしても本腰入れてというか、ちゃんとやろうと決意しました。山本を復帰させるためには僕が生き残らなければいけないんだ、と考え出したのは間違いないですね。

三枝:山本さんが帰ってくるまでちゃんとしていないと、復帰をウェルカムできないという意識があったんですね。

加藤:ありました。ある意味縛られた、重荷を背負わされたという意識です。仕事や生活をきちんと「守って」いこう、僕だけはちゃんとしなければいけないという方向に、大きく針が振れました。

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