「スッキリ!!」を10年支える加藤浩次の仕事術 3つの「やってはいけないこと」を心掛ける
37歳の加藤浩次を本気にさせた事件
三枝孝臣(以下、三枝):「スッキリ‼」のMCになってから、加藤さんの中で、働き方の意識が変わりましたか?
加藤浩次(以下、加藤):2006年は、まさに転換期でした。番組がスタートした3カ月後に、山本(極楽とんぼの相方、山本圭壱)が事件を起こしました。
それまで、「番組がどうなろうと関係ねえよ」という感じで仕事していましたが、「スッキリ!!」の番組冒頭で僕が謝罪したとき、MCとしても本腰入れてというか、ちゃんとやろうと決意しました。山本を復帰させるためには僕が生き残らなければいけないんだ、と考え出したのは間違いないですね。
三枝:山本さんが帰ってくるまでちゃんとしていないと、復帰をウェルカムできないという意識があったんですね。
加藤:ありました。ある意味縛られた、重荷を背負わされたという意識です。仕事や生活をきちんと「守って」いこう、僕だけはちゃんとしなければいけないという方向に、大きく針が振れました。


















