「切れキャラ」加藤浩次がMCに選ばれたワケ

元プロデューサーと語る「スッキリ!!」の裏側

朝の顔としてMCの座を守っている加藤氏に聞く
MC力を鍛えると、いままでの人生が変わってしまうぐらい、ものすごいチャンスと成功が手に入る!
「スッキリ!!」「ZIP!」ほか、数々のヒット番組を手掛けてきた元日テレ敏腕プロデューサーの三枝孝臣氏が、25年間のテレビマン人生で手に入れた、一流のMCとして活躍している人たち、ビジネスですごい結果を出している人たちに共通する秘蔵のメソッドを初めて明かした『一流のMC力』を出版した。
MC力は、テレビの世界だけでなく、ビジネスにも、プライベートにも本当に役立つのか?
本連載は、三枝氏が、現在、テレビやビジネスの現場で活躍している方に話を聞いて、今日から使える働き方のヒントを得ようというもの。
第1回目は、加藤浩次氏。デビュー当時、「狂犬」「暴れん坊」の異名を持っていた加藤浩次氏が、朝の情報番組「スッキリ‼」に抜擢されたのは、2006年4月のこと。それ以来、朝の顔としてMCの座を守っている加藤氏と、番組スタート直後から伴走してきた三枝氏が、番組の裏話も交えつつ、「チャンスを手にする秘訣」「選ばれ続ける秘訣」について語り合った。

最初は「正直、やりたくなかった」

『一流のMC力』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします)

三枝 孝臣(以下、三枝)「スッキリ!!」のMCになって10年くらいですかね?

加藤 浩次(以下、加藤):はい。2006年に番組がスタートしたので、10年です。

三枝:最初のMCの仕事は?

加藤:TBS系列の「スーパーサッカー」です。

三枝:もともとMCになりたいと思っていたんですか?

加藤:まったく思っていませんでした。たまたま徳永英明さん(歌手)が病気休養でMCを降板せざるをえなかったんです(2001年5月)。「スーパーサッカー」はずっとファンとして見ていたので、オファーには、僕で力になれるんだったらと二つ返事でした。

三枝:いまでは知らない人のほうが多いかもしれませんが、当時の加藤さんは攻撃的なキャラクターでしたよね。

加藤:はい。暴れん坊の加藤で、頭がおかしいやつだと世間からは思われていましたから、僕自身MCになるなんて想像もしていませんでした。サッカーというのがよかったかもしれません。小3から高3までサッカーを続けていて、一ファンとしてサッカー解説者としゃべるくらいの感覚で、何の違和感もなくて、自分がMCだと意識していませんでしたね。

次ページ朝の顔へ
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • 買わない生活
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
人気の動画
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
飲食業界、失敗する店と成功する店の決定的な差
飲食業界、失敗する店と成功する店の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT