「経営者の言動」も大きなポイントに…元調査員が明かす【信用調査会社の評価】を上げる4つのコツ

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調査員の視点①いまだけでなく"将来"を見据えて見ている

調査員は、いま現在の会社の状態だけを評価しているわけではありません。「変化」や「推移」に注目し、そこから未来の展開を読み取ろうとしています。

たとえば、取引先の社名や現在の関係性を見るだけでなく、主要な取引先が変わっていないか、既存取引先との取引量に増減が生じていないかといった点に着目します。また、売上などの数値についても、単に現在の金額だけを見るのではなく、過去からの推移を重視しています。伸びているのか、落ちているのか、あるいは横ばいなのか。

このような「変化」や「推移」から、危ない兆候がないか、将来の見通しはよいのか悪いのかを推測し、会社全体の評価へと結びつけています。

評価に大きく影響する「経営者」の言動

調査員の視点②「理由」や「背景」も確認する

調査員は、ヒアリングや収集した情報の「理由」や「背景」にも目を向けています。「なぜそうなったのか」が明確でなければ、適切な評価ができないからです。

たとえば、売上が大きく伸びていたとして、それがたまたま1度きりの大口案件によるものなのか、あるいは社内改革や営業体制の強化といった継続的な取組みの成果なのかによって、評価は大きく異なります。

取引先についても社名だけでは評価はできません。一時的な取引なのか、それとも今後も安定的に継続するものなのか。その関係性によって評価は変わってきます。

調査員は、このように「見える情報」だけでなく、その裏側にある事情にまで踏み込んで判断しています。

調査員の視点③「経営者」の言動が評価に大きく影響する

中小企業においては、経営者は会社そのものと言っても過言ではありません。経営者の考え方や言動が、会社の将来を大きく左右するからです。その影響力の大きさから、調査員も経営者の人物像を重視しています。

たとえ現在の数字や状態がよくても、経営者の言動に不安要素があれば、それはマイナス評価につながります。

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