
偏った情報によって判断している
ふだん同じような情報ソースに当たり、同じような情報を得ていたとしても、人によって不思議なほど考え方や行動に違いが出てきます。これは同じソースに当たったとしても、どんな情報をどうピックアップするかは、個々人によって違いがあるからです。
情報の取捨選択には、個人の趣味嗜好や思考の傾向などが関わっています。すると、ある種の偏りがどうしても生まれます。偏った情報によって判断を下すので、判断の結果はさらに大きく変わってくるでしょう。
収集した情報をどう取捨選択し、どう組み合わせて判断するか。さらにそこからどういう行動につなげるか。
情報の選択から判断、行動までの一連の思考の流れが「情報形成力」であると私は定義づけたいと思います。そして、この形成力は人によって大きな差があるのです。
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