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「ほっかほっか亭ってまだあるんだ」のX投稿に反応して話題も…確かに「店舗数は減少」でも、同社が"へこたれていない"ワケ

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  • 西山 守 マーケティングコンサルタント、桜美林大学ビジネスマネジメント学群准教授
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実は、弁当事業以外の新規事業も強化しています。成功している事業に、コインランドリーがあります。すでに弊社のコインランドリー「Wash&Shine!(ウォッシュアンドシャイン)」の店舗数は102店に達しています。

――コインランドリー事業とは意外ですが、お弁当販売事業とのシナジーはあるのでしょうか?

実は、シナジーはたくさんあるのです。

コンビニエンスストアは市場が飽和している一方で、競争が激しいため、撤退する店舗も多いのですが、その跡地を買い取って、ほっかほっか亭の店舗にしています。ただ、弁当販売だけだと店舗が大きすぎて持て余すので、土地の半分を弁当店にして、残り半分をコインランドリーにしています。

つまり、お弁当屋にコインランドリーを併設させているのですが、土地の有効利用以外のメリットもあります。

ほっかほっか亭の店舗に併設されたコインランドリー「Wash&Shine!」(写真:ほっかほっか亭公式サイトより)

店舗数は減っているが、売り上げは向上

コインランドリー事業も競争環境は激しいのですが、利用者の人が重視するのが、清潔さ、衛生です。多くのコインランドリーは無人店舗で、当社の運営するコインランドリーも無人店舗なのですが、ほっかほっか亭の店員が清掃などの管理を行っているので、実質的に有人店舗になっているといえるでしょう。

食品会社が運営するランドリーとして衛生面に力をいれ、年1回全店で細菌検査を行っています。この点で、他のランドリーに対する競争優位を実現しています。

業態は違っているように見えますが、ほっかほっか亭もWash&Shine!も、お客様の家事の軽減に貢献するという点では共通しています。

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【出店予測にもAIを活用】

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