
りゅう社長が手掛けるセカンドブランド「とびっこ東京」。選んだテナントは当初ゴミ屋敷同然だった狭小物件だ(筆者撮影)
池袋駅西口の油そばの人気店「油そば 鈴の木」の店主・りゅう社長が手掛けるセカンドブランド「とびっこ東京」。
小さなサングラスと奇妙な動きでSNSや動画でバズりまくり、まったく他にないマーケティング手法で、令和のニューカマー的な存在になったりゅう社長の、新たな挑戦として注目される新店だ。

とびっこ東京 鎌倉店。1週間で撤退した浅草店の学びを活かした(筆者撮影)
2024年8月、東京・浅草にオープン。突然の新ブランド発表に驚き、ラーメン業界内でも話題沸騰。観光客でにぎわう立地を狙ったが、結果は1週間で撤退という厳しい現実だった。そしてそこから1カ月、神奈川・鎌倉で「とびっこ東京」は復活オープンとなる。
茹でた細麺の上にタレと油をかけ、上にとびっこをのせたシンプルなまぜそばで、680円という破格の低価格で提供。お店に席はなく、テイクアウトで食べ歩きをしてもらうスタイルだ。
ゴミ屋敷同然の店舗をあえて選んだ理由

とびっこ東京の新店は池袋。「魚介塩そば専門店」を頭に冠した(筆者撮影)
そんな「とびっこ東京」の新店が9月7日、池袋にオープンした。
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