「わずか3坪の物件」「しかもゴミ屋敷同然」にあえて出店!人気油そば店「鈴の木」の名物店主・りゅう社長の意外と(?)深い"狙い"

✎ 1〜 ✎ 109 ✎ 110 ✎ 111 ✎ 112
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
りゅう社長
りゅう社長が手掛けるセカンドブランド「とびっこ東京」。選んだテナントは当初ゴミ屋敷同然だった狭小物件だ(筆者撮影)
この記事の画像を見る(11枚)

池袋駅西口の油そばの人気店「油そば 鈴の木」の店主・りゅう社長が手掛けるセカンドブランド「とびっこ東京」。

小さなサングラスと奇妙な動きでSNSや動画でバズりまくり、まったく他にないマーケティング手法で、令和のニューカマー的な存在になったりゅう社長の、新たな挑戦として注目される新店だ。

とびっこ東京 鎌倉店
とびっこ東京 鎌倉店。1週間で撤退した浅草店の学びを活かした(筆者撮影)

2024年8月、東京・浅草にオープン。突然の新ブランド発表に驚き、ラーメン業界内でも話題沸騰。観光客でにぎわう立地を狙ったが、結果は1週間で撤退という厳しい現実だった。そしてそこから1カ月、神奈川・鎌倉で「とびっこ東京」は復活オープンとなる。

茹でた細麺の上にタレと油をかけ、上にとびっこをのせたシンプルなまぜそばで、680円という破格の低価格で提供。お店に席はなく、テイクアウトで食べ歩きをしてもらうスタイルだ。

ゴミ屋敷同然の店舗をあえて選んだ理由

とびっこ東京 池袋店
とびっこ東京の新店は池袋。「魚介塩そば専門店」を頭に冠した(筆者撮影)

そんな「とびっこ東京」の新店が9月7日、池袋にオープンした。

次ページ普通なら敬遠するような物件をあえて選んだ理由
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事