「商売をなめていました」 滋賀の大人気ラーメン店が東京に進出も直面した高い壁と理不尽。「地元にUターン」した今、店主が本音で語ること

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秦良浩さん
地方の人気店が東京で勝負する難しさについて、店主の秦良浩さんに話を聞いた(筆者撮影)
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滋賀県栗東市。滋賀県南部に位置し、東海道・中山道の旧東海道沿いをはじめ、市内各所に寺社や古墳などの歴史遺産が残されている街だ。

そんな栗東市に一軒の人気ラーメン店がある。「ラーメン 奏」である。

ラーメン 奏の外観。Googleの口コミは4.1と、地元で高い人気を誇る(筆者撮影)

2016年に同じ滋賀県の野洲市で創業。県内を代表する人気店に成長した後、2020年12月に惜しまれつつも閉店。その後、東京に移転し、話題になっていたが、再度の移転の後、2024年5月に閉店。再び滋賀県に戻って再起することになった。

地方の人気店が東京で勝負する難しさについて、店主の秦良浩さんに話を聞いた。

2016年、滋賀県で「ラーメン 奏」をオープン

秦さんは大阪にある「ラーメン人生 JET」で修業の後、妻の実家のある滋賀県でラーメン店を開業した。

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