
『週刊東洋経済』2025年3月8日号で発表した第19回「CSR企業ランキング」(2025年版)。同ランキングは2007年から発表し、今回で19回目。CSR(企業の社会的責任)と財務の両面から「信頼される会社」を見つけることを目的にしている。
今回はそのなかから人材部門のランキングを紹介する(ランキングの元データや作成方法などの解説はこちら)。なお、『CSR企業総覧(ランキング&集計編)』2025年版には上位300位まで掲載している。そちらも参考にしていただきたい。
1位となった企業は4社
人材活用部門ではファンケル、ピジョン、ゆうちょ銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループが同率1位を獲得した。次いで、5位にNTT西日本、資生堂、三井住友フィナンシャルグループ、T&Dホールディングスがランクインしている。
無添加化粧品メーカーのファンケルは、自律的なキャリア形成の促進やリスキリングなどを通じて人材基盤の強化に努めている。役員・上級管理職が経営幹部に求められる知識を学ぶ「トップマネジメント教育」や、経営リテラシーを学ぶ「ファンケル経営スクール」など、次世代経営層の育成も行う。
自身のキャリアを振り返り、今後のキャリアを考えるために特別有給休暇を5日間付与する「ディスカバリー休暇」などユニークな取り組みも実施する。
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