企業は利益を得ることが最大の目的である一方、その活動を通じて社会を発展させることも求められる。本業に関連することだけでなく、文化活動支援やボランティアなど企業に期待されている社会活動分野は多岐にわたり、近年ますます広がりを見せている。
各企業にとってもこうした活動を通じて一般社会から信頼感を得ることが、社会の一員として企業活動を続けていくために欠かせない時代となりつつある。
ただ、こうした社会活動の成果を客観的に評価することは難しい。そこで、今回、社会活動の充実度を見るために、東洋経済CSRデータを利用して「社会活動ランキング」を作成した。
評価項目は、消費者対応部署の有無、NPO・NGO等との連携、SRI・エコファンド等の採用状況、CSR調達への取り組み状況、ボランティア休暇制度の有無など19項目(末尾記載のランキング説明を参照)。
各項目の制度の有無や数値情報などを得点化し、ランキングを作成した。ランキング上位であるほど、社会活動に積極的な企業と考えられる。
では、ランキングを見てみよう。トップは100点でデンソーとソニーの2社となった。
8位以下はこちら>>>「社会活動に積極的な企業ランキング上位114社リスト」※「投資お役立ちランキング」欄に掲載
デンソーは各評価項目で満遍なく得点を獲得。この中で特筆すべき点がNPOとの広範なかかわり合いだ。
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