湾岸の中で埋もれていた有明
前編では、「有明ガーデン」によって近隣住民の暮らしは便利になり、さらに遠方からのライブ客も食や滞在、推し活を楽しんでいると紹介した。なぜ、有明にこのような施設が開発されたのか。有明の街の歴史を遡っていこう。
東京湾岸に位置する有明は、埋め立て地。1930年から埋め立てが始まった。
1995年に、東京臨海新交通臨海線、通称ゆりかもめが開通。1996年には、国内最大の国際展示場「東京ビッグサイト」が誕生した。
「東京ビッグサイト」はあるものの、プライベートで有明に行く機会は少なく、あまり馴染みのない街であったと思う。
有明の隣にあるお台場は、1996年オープンの「デックス東京ビーチ」をはじめ、商業施設開発が続いた。東京のひとつのアイコンになっているフジテレビ本社もある。



















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