2022年8月20日には、東京オリンピックでの利用を目的に建設された「有明アリーナ」がエンタメ施設として開業した。

さらに2023年5月18日、東京オリンピックの競技場が、大型展示場「有明GYM-EX」として生まれ変わった。

有明は遠方からの求心力を増している。
株式会社東京ビッグサイトが運営するWebメディア「ARIAKE TOKYO」によると、年間のエリア来訪者は、1400万人にのぼる。2025年6月1日時点の人口は、2020年6月1日対比で、隣接する豊洲エリアが107.4%なのに対し、有明エリアは124.8%。周辺エリアに負けじと、有明の街は成長している。
住友不動産初の大型商業施設は成長し続けている
マンションやオフィス開発を主とする住友不動産グループにとって、「有明ガーデン」は初めての大型商業施設である。
商業施設は、テナントと5〜6年程度の定期建物賃貸借契約を結び、契約満了のタイミングで店舗を入れ替えてリニューアルするのがひとつのセオリーだ。
「有明ガーデン」は開業5周年を迎えたばかりだが、すでにオープン当初からかなりテナントが変わっている。フロアマップを見比べると、60以上の店舗が入れ替わっている。
ファッションや高感度な店舗が減り、サービスや飲食、日常利用向けの店舗が増えている傾向だ。
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