「50年前は空き地や田畑」「昔は髙島屋側が主役」…商業施設「ライズ」ですっかりおしゃれタウンの二子玉川。開発の歴史は奥深いものだった

☆商業施設で生まれ変わった街を紹介する本連載。初回は、東急と東急不動産や地権者らとともに開発した「二子玉川ライズ」によって変貌を遂げた街「二子玉川」を歩きます(筆者撮影)
二子玉川の街を歩いていると、自然と気分が高揚する。ここで暮らす人たちはきっと、日々を丁寧に、豊かに過ごしているのだろうと思うからだーー。
街を、大きく変える力を持つ商業施設。人口を増やし、新たなビジネスを生むだけでなく、街のイメージや地価までも変化、向上させてしまう。
街を、大きく変える力を持つ商業施設。人口を増やし、新たなビジネスを生むだけでなく、街のイメージや地価までも変化、向上させてしまう。
そこで本連載では毎回、さまざまな街にある商業施設を、「どのようにして街を変えたか」という観点からレポート。多様な観点から「街づくり」について考えていく。
二子玉川駅から二子玉川公園までをつなぐ「二子玉川ライズ」
東急田園都市線と大井町線の2路線が乗り入れる二子玉川駅(通称ニコタマ)。
かつて雑誌の「VERY」が、同地に住むセンスの良い主婦たちを「ニコタマダム」と形容したが、今でも街のブランド力はピカイチだ。
そんな二子玉川駅の改札を出ると、「二子玉川ライズ・ショッピングセンター ステーションマーケット」が視界に飛び込んでくる。
そのまま東口へ進むと、「ガレリア」と名付けられた大きな広場が迎えてくれる。左手に見えるのが「二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント」、右手にあるのが「リバーフロント」だ。
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