住友不動産は当初、マンション中心の開発を想定していた。だが、2013年に東京オリンピックの招致が決まり、有明に競技施設が建設されることを受け、大型商業施設を含めた複合開発に踏み切ったという。
2016年4月、住友不動産の計画は、臨海副都心のMICE・国際観光の拠点を強化する事業として、国家戦略特区に認定された。
有明では、公共施設や交通インフラの整備が進んだ。2019年に住友不動産が発表したニュースリリースを見ると、2020年以降、有明は湾岸エリアの中で最も人口が増えると見込まれている。
しかし、生活利便施設が不足していた。
このMICE・国際観光拠点としての役割と、近隣住民の生活利便性、どちらも満たすべく開発されたのが「有明ガーデン」である。「充実の生活利便」と「快適な滞在利便」を提供する拠点を目指して、大型商業施設、シアター、劇場、温浴施設とホテル、タワーマンションの建設が計画された。
有明は求心力を増している
「有明ガーデン」オープン予定時期にコロナが猛威を振るい、緊急事態宣言発令を踏まえて開業が延期され、厳しい門出となった。
それでも、2020年6月17日に「有明ガーデン」や「東京ガーデンシアター」が開業。2020年8月1日にはホテルや広場も開業し、晴れて街区のグランドオープンを迎えた。

その後、有明には次々と各施設が開業している。

2020年6月11日には、徒歩約5分の場所に、世界最大級の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」がオープン。

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