この時期、テレビも雑誌も「大予測」の見出しが躍る。
「株価10万円!」とか、「井端ジャパンは優勝する!」とか、そういう類(たぐ)いのやつである。
うむ、経営トップや評論家先生が経験とデータを基に予測するのだから、ケチを付けるつもりはない。みなさんの自由である。
が、感想を一つだけ。
おめでたすぎないっすか?
昨年の勢いの延長で見ているが、内実は危うい。インフレと円安効果が数字を底上げしている。野球も、ドジャース日本人3人衆がプレーオフで活躍したが、WBCは誰もフル出場できへんちゃうか。
そもそも、破竹の勢いが長く続くはずはない。世の理(ことわり)である。
「大予測」は悪夢を描くべき
というわけで、私は逆を行く。中長期の「必ず起きる惨事」を見つけ、逆算して26年を占う。
決して天邪鬼(あまのじゃく)ではない。
むしろ王道である。




















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