「政治とカネ問題に決着を」──公明党・西田実仁幹事長が明かす、自公連立解消の"舞台裏"と高市政権・台湾有事への大きな危機感

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西田実仁氏
取材に応じてくれた西田実仁氏。歯切れのいいトークが繰り広げられた(写真:笑下村塾)

2025年10月に行われた首相指名選挙を経て、自民党の高市早苗総裁による新政権が発足した。しかし、その足元では四半世紀にわたって日本政治の軸となってきた「自公連立政権」が解消され、戦後政治の大きな転換点を迎えている。

連立離脱という衝撃的な決断の背景には何があったのか。高市政権が抱える危うさと、混迷を極める安全保障環境にどう向き合おうとしているのか。その舞台裏を知るべく、公明党の幹事長として交渉の最前線に立った西田実仁氏に、ジャーナリスト兼社会起業家のたかまつななが直撃した。

※当記事は、JFNラジオ番組『たかまつななの政治家とだべろう』の放送のために2025年11月28日に事前収録した内容をもとに作成。
西田実仁(にしだ・まこと)氏 プロフィール
1962年、東京都生まれ。慶応義塾大学卒業、東洋経済新報社に入社。『週刊東洋経済』副編集長などを務める。2004年の参議院議員選挙に埼玉選挙区から出馬して初当選。参議院法務委員長、党参議院議員会長、選挙対策委員長などを歴任、22年に4選。24年より公明党幹事長。党政治改革本部長も兼ねる。

幹事長は「党の舞台回し」の総責任者

──はじめに、幹事長という役職は、党の中でも大きな権限を持っているイメージがありますが、一般の方からは具体的に何をしているのか見えにくい部分もあります。西田幹事長は日々どのような業務を担っているのでしょうか。

党内では雑用的なことも含めて、文字通り全部やるんですよ。対外的には代表がメインに立ち、メディアの注目も代表に集まりますから、その代表をいかに支え、盛り立てていくか。そのために党内をひとつにまとめるのが、幹事長の大きな役目です。

もうひとつ、本来の重要な仕事は「他党との交渉」や「舞台回し」です。今回の連立離脱の際も、最終的な交渉は自民党の高市総裁、鈴木俊一幹事長、そしてわが党の斉藤鉄夫代表と私の「2対2」で3回行いました。(西田実仁氏、以下同)

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