
川崎競馬場内にあるからきち屋・GRAZYPOTATO(グレイジーポテト)(筆者撮影)
かつて1990年代後半に、1800店舗まで規模を拡大し、一世を風靡した養老乃瀧。
一方で、現在は約180店舗と、最盛期の10分の1にまで縮小したものの、ここ2~3年で業績はV字回復を見せる。
2021年度は社全体の業績が約52億円と底冷えしたが、2023年度には約130億円にまで回復。その背景には、コロナ禍で本腰を入れ始めた“非・居酒屋事業”の成長があった。
業績の25%近くが“非・居酒屋事業”
養老乃瀧、一軒め酒場、だんまや水産など、居酒屋事業を展開する養老乃瀧グループ。1956年に居酒屋事業に参入してから、最盛期で1800近くまで店舗数を広げ、現在も息長く親しまれている。
ところが現在、これら居酒屋事業の売り上げは、社全体の業績の75~80%ほどに着地するという。では、残るおよそ20~25%は何で稼ぎ出しているのか――。
真相を確かめるため、足を運んだのは川崎競馬場だ。日本有数の歓楽街や飲み屋街が隣接するエリアで、ナイターが開催される最中、場内では生ビールやケータリング片手に、グルメコート周辺でレースを観戦する中年男性も目立つ。
この一角に位置するのが、唐揚げやポテトをウリにした「からきち屋・GRAZYPOTATO(グレイジーポテト)」だ。
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