富士通PCが40年越しに個人向け市場でトップシェアを獲得。その背景にある迅速な意思決定と企業風土改革とは
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)が、個人向けPC市場において、トップシェアを獲得し、存在感を高めている。
世界最軽量で存在感を高める
同社は、富士通/FMVブランドのPCを開発、生産、販売しているPCメーカーで、2018年にレノボグループが51%を出資する経営体制へと移行。FCCL傘下のPC専門工場である島根富士通は、25年2月に累計生産台数が5000万台に到達し、日本で最もPCを生産した工場となっている。
実は、富士通ブランドのPCは、1981年に、8ビットパソコンのFM-8を発売して以来、40年以上にわたって、トップシェアの座を得ることができていなかった。それが、23年度を境に、調査会社各社が発表する個人向けPC市場シェア調査において、トップを獲得しはじめているのだ。
この流れは、25年度も継続している。第三者機関のデータに基づいて、FCCLが集計した結果によると、25年度上期(25年4月~9月)の国内個人向けPC市場でもトップシェアを獲得。Windows 10のサポート終了にあわせた買い替え特需により、25年度は過去最高のPC出荷台数が見込まれるなかでのトップシェア獲得は大きな意味があるといえよう。
好調なPC事業を牽引しているのが、軽量化を実現したモバイルノートPCや、光学ドライブの搭載をはじめとした「全部入り」が特徴の16.0型液晶モニター搭載スタンダードノートPCなどだ。



















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