メールの返信待ちは"給料泥棒"と同じ トヨタ流「たった5分の電話で30分の時間を節約する」仕事術

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トヨタの会議は30分
「ちょっと話せますか?」とショートメッセージを送る勇気を持ちましょう(写真:Pavel Muravev/PIXTA)
「まずはメール」が、無意識の習慣になっていませんか。トヨタには「迷ったら電話」という文化がありました。時間を貴重な資源と捉え、文字と音声を使い分ける発想は、単なるツール論を超えた仕事観に通じます。本稿では、『トヨタの会議は30分』より一部抜粋のうえ、生産性の視点から日本の会社の常識を問い直します。

メールは意見のラリーをするのには向いていない

使い慣れた「メール」あるいは「チャット」ですが、これらのコミュニケーションツールは、そのメリット・デメリットをしっかり認識したうえで利用しなければなりません。

特に「報連相」のうち、「相談」までもメールやチャットで済ませようとすると、逆に非効率になります。

相談には対話のラリーがつきもので、自分が返信したあと、相手の反応をただ待つだけの「停滞時間」が発生してしまうわけですから。

テキストベースは、やり取りの履歴を残すには適しているものの、手早く意見のラリーをするには向いていません。

そうした“議論や意見交換”をしたいときには、さっさと相手と電話で話すほうが圧倒的に早い。

もちろん、法務関係者との契約書取り交わしのような業務は、記録を残しつつメールで行うべきです。

しかし、のちのちの「言った・言わない」のトラブルを避けるために履歴を残さなければならないような業務が、普段の仕事にどれほどあるでしょう?

そもそも仕事を行うときには、取引相手とある程度の信頼関係を築いたうえで業務を“回して”いるはずです。

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