静かに好調「銀だこハイボール酒場」一体どこが魅力なのか? ちょい飲みニーズを満たす、"時代に適した業態"だ

ホットランドの業績を牽引している「銀だこハイボール酒場」。どこが魅力なのだろうか。写真はウエスタン?な外見の渋谷店(筆者撮影)
築地銀だこを運営するホットランドの業績が好調だ。2024年12月期決算では売上高が前年比19.2%、営業利益が13.9%、さらに純利益は81.1%の増加である。売上と純利益は過去最高を記録した。
この成長ドライバーの一つが「銀だこハイボール酒場」。2009年から都心部を中心に店舗数を増やしてきた業態だが、コロナ禍を経た現在、その出店数が伸びている。特に昨年は、同社のブランドの中でもひときわ多くの出店を果たしている。
では、このハイボール酒場、いったいどんな業態でどこに伸び代があるのだろうか。実際に行って考えてみた。
小規模展開が可能な店舗とメニューだった
さっそく私はハイボール酒場に足を運んでみた。同ブランドは都心部に多く出店をしており、中には店舗面積がかなり小さいものもある。
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