静かに好調「銀だこハイボール酒場」一体どこが魅力なのか? ちょい飲みニーズを満たす、"時代に適した業態"だ

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

ちなみに、ハイボールは原価率が低いことでも知られている。たこ焼きにも合うし、店側のコスパもいいので、ベストなお酒。「ハイボール」酒場としているのには、こうした理由もあるのだろう。

それぞれのメニューの単価は「とりたてて安い」という感じではなく、一般的。ただ、たこ焼きは4個から注文することができ、ちょい飲みにちょうどいい感じだ。小さめな店のサイズや、コンパクトなメニューも相まって、ちょい飲み・一人飲みにはぴったりなのである。

私が店を訪れた時も、20分ほどでハイボールとつまみ一品を食べて帰る人が多かった。

店の方向性が、少人数あるいは一人客に特化されている印象を受けた。

「たこ焼き」業態を広げるために生み出された「ハイボール酒場」

「銀だこハイボール酒場」は、「築地 銀だこ」の市場拡大を見込んで作られた業態だ。

ショッピングモールをはじめとした郊外ではシェアを拡大しやすいたこ焼き業態だが、オフィス街を中心とした都心部での展開には限界がある。そこで、そうした場所でたこ焼きを活用しながらシェアを見込める業態として「ハイボール酒場」が誕生したというわけだ。

1店舗目は10坪ほどの立ち飲み店舗で、場所は歌舞伎町。当初は出店に反対の声もあったというが、宣伝なしで人気店になったという。

銀だこハイボール酒場
店のサイズは広くなっているが、現在でも歌舞伎町には銀だこハイボール酒場がある(筆者撮影)

そこに折しも訪れたのが「ハイボールブーム」。サントリーの「角ハイボール」が女優を使った宣伝で大流行した。偶然、銀だこハイボール酒場はサントリーの協力があったため、ハイボール酒場のハイボールも品薄になるほどだったという(以上、「【編集長インタビュー】ホットランド 代表取締役 佐瀬守男」による)。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事