回転寿司チェーンはなぜ、うどん・ラーメンにこだわるのか?「こだわり讃岐うどん」発売の「くら寿司」に聞く

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くら寿司十条店
くら寿司十条店(筆者撮影)
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お寿司だけでなく、麺類もケーキも、ハンバーガーも。今どきの回転寿司店は、それぞれの専門店に行かなくてもいいくらいに、充実したメニューを揃えている。

なかでも「くら寿司」は、うどん・ラーメンにこだわる。9月5日からは、期間限定商品でこだわりの讃岐うどんを発売……ここで、香川県民が反応した。提供の手間がそれなりにかかる「釜揚げうどん・釜玉うどん」、お寿司屋さんの厨房で、どう提供しているの? そもそも、美味しいのか?

実食しかない。近所の「くら寿司」でうどんやラーメンをしっかり堪能したうえで、本社広報の方にも「お寿司屋さんの讃岐うどん」誕生の事情を伺った。

くら寿司の「釜揚げうどん」は「本物」か?

くら寿司の「【讃岐】釜揚げうどん」
くら寿司の「【讃岐】釜揚げうどん」。かなりの極太麺だ(筆者撮影)

筆者は香川県高松市の出身でもあり、全国的な「讃岐うどんブーム」のきっかけとなったタウン誌連載「ゲリラうどん通ごっこ」の初期掲載店が、家から徒歩圏内に数軒という環境で数年間を過ごした。先に書いておくと、今回の取材のきっかけは「こだわりの讃岐うどん」「釜揚げうどん」への疑念があったからだ。

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