猛暑の夏、なぜ「エクシブ」が人気? "会員制ホテル"の知られざる利用実態と価格動向

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エクシブ
首都圏から近い離島にある「グランドエクシブ初島クラブ」(©リゾートトラスト)

今年は6月から全国で猛暑日となった地域が続出し、9月以降もしばらく暑さが続くと予想されている。避暑地ニーズが高まる中、混雑を避けてゆったりとリゾート地で過ごせる会員制ホテルに注目が集まっている。会員制ホテルを利用するには、原則として会員権の取得が必要で、その人気ぶりから近年は上昇トレンドにある。

そこで今回は会員制ホテル首位、「エクシブ」を展開するリゾートトラストに、最近の利用実態と会員権の価格動向を聞いた。

大都市から車や電車で2~3時間の距離

そもそも「エクシブ」とはどんな施設で、どれぐらいの人数が利用しているのか。

「1987年、三重県鳥羽市に『エクシブ鳥羽』を開業して以来、全国に26カ所を展開しています。立地環境としては、人気観光地を中心に大都市から車や電車で2~3時間の場所に位置します」(リゾートトラスト IR・広報課、以下同)

例えば「エクシブ箱根離宮」(神奈川県箱根町)は東京・新宿駅から小田急線や箱根登山鉄道を乗り継ぎ、最寄り駅(宮ノ下駅)から徒歩で行ける。

「エクシブ蓼科」(長野県茅野市)は最寄りの茅野駅から同社の無料送迎バスがあるが、東京や名古屋から車で移動する人も多い。関西在住なら「エクシブ白浜&アネックス」(和歌山県白浜町)も人気だ。

エクシブ白浜&アネックス
「エクシブ白浜&アネックス」(©リゾートトラスト)
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