「手柄なんてくれてやれ」。執着しない人ほど「ビジネスで成功」するワケとは――大愚和尚が説く人生を好転させる"離れる力"の磨き方

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集中して仕事に取り組む人物
成功するのは、見返りを期待したい気持ちから離れ、自分の持てる力をすべて出し切れる人です(写真:sabthai/PIXTA)
「求めすぎる」から、「近すぎる」から、「執着」が生まれる。それが悩みのもとになる――。
登録者数74万人を超えるYouTubeのお悩み相談番組『大愚和尚の一問一答』で話題の大愚元勝氏が、新刊『仕事も人間関係もうまくいく離れる力』で、人生を好転させる「離れる力」の磨き方を指南。同書から一部を抜粋してご紹介します。

見返りを得られないのは「苦しみ」?

■こんな「勝手な期待」が苦しみを生む

「これだけのことをしてあげたんだから、きっと倍くらいにして返してくれるよね」

そんな期待をすることを「見返りを求める」といいます。

そんなふうに計算高くふるまうと、心に「見返りを得られない苦しみ」をつくることになります。してあげたことで満足するのが本来であって、それに応えて何かお返しが欲しいとおねだりするのは、筋違いというもの。そんな「見返りを得られない苦しみ」から離れることが大切です。

この「見返り」というものを、体に備わっている「出し入れ」のシステムで考えてみましょう。

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