内定した学生を「競合他社」に持っていかれないための【切り札=口説きプラン】を立てる3つのコツ

就活生の志望度を高める4つのアプローチについて解説します(写真:Fast&Slow/PIXTA)
学生に内定を出しても、多くの場合は入社に至りません。入社につながらないことで悩む企業も多いかと思いますが、業界の人気や自社の知名度、待遇で弱い部分があっても、諦めてはいけません。
本稿では、やり方次第で入社につながる、採用応募者へのアプローチの仕方を解説します。『企業実務』の記事を再構成し、株式会社ジェイック Future Finder®メディア事業部長 佐藤裕康さんが解説します。
学生へのアプローチ次第で志望度は高まる
少子化や労働力不足の影響で新卒採用の"売り手市場化"が加速しており、就職活動中の学生が、複数の内定を持っているケースは珍しくありません。
採用競争において厳しい立場にある中小企業にとって、その複数の内定から選んでもらうことは一筋縄ではいかないでしょう。しかし、諦める必要はありません。
当社が2025年卒の学生に実施した調査では、「第1志望でない企業の内定を獲得した場合、当該企業からのその後のアプローチにより志望度が高まる可能性があるか」という問いに対し、8割以上が「あると思う」または「少しあると思う」と回答しています。
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