「食事の戦略」は人間関係を広げる"最高の武器"だ 「交友関係」こそ人生を豊かにする"最高の財産"

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アメリカの心理学者のグレゴリー・ラズランの研究結果で「人はおいしい食事を共にすると相手に対して好印象を持つ」ことがわかっています。
おいしい食事を共にとると相手との距離感がグンと縮まるというのは、食事と音楽をフックにして人脈を広げてきた私は何度も経験しています。
食事は本当に大切なアイテムです。(136〜137ページより)

「会食の目的」を明確化する

当然のことながら、会食に際しては「目的」に見合った店を選ぶことが大切だ。そのため、まずはなにより「会食の目的」を明確にしなければならない。

基準のようなものがあるのなら知っておきたいところだが、著者の場合、「会食の目的」は次の4つに分かれるのだそうだ。

【会食の目的1】「飲食」がメイン

1つ目は、飲食がメインの会(食事会、グルメ会など)。食べることが好きな人や、お酒が好きな人を集めて開催する会だ。

「おいしいイタリアンを食べに行こう」「ワインを飲みに行こう」「日本酒を飲みに行こう」などの目的を明確にすれば、好みの似たような人たちが集まりやすいわけである。

【会食の目的2】「人の紹介」が目的

2つ目は、「人を紹介する、あるいは知り合いから人を紹介してもらうための場」としての会食。

たしかに「今度、〇〇さんを紹介するよ」「△△さんと3人で会おう」というような場合は、「食事をしながら」が一般的かもしれない。そうすれば必然的に、初対面の相手との壁も低くなっていくからだ。

【会食の目的3】「1対1」で人間関係を強化

3つ目、人間関係を強化するための「1対1」の食事は、内向型人間にとっては最も苦手な会食かもしれない。

とはいえ、相手との強固な関係を築くためには、1対1の食事は重要であるだろう。

1対1の食事のシチュエーションは、「親交はあるが、はじめて1対1で食事をする場合」と、「何度か会っているが、より親しくなるために、あらためて1対1の食事に誘う」場合の2通りがあります。(141ページより)
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