「会食の目的」を明確化する
当然のことながら、会食に際しては「目的」に見合った店を選ぶことが大切だ。そのため、まずはなにより「会食の目的」を明確にしなければならない。
基準のようなものがあるのなら知っておきたいところだが、著者の場合、「会食の目的」は次の4つに分かれるのだそうだ。
1つ目は、飲食がメインの会(食事会、グルメ会など)。食べることが好きな人や、お酒が好きな人を集めて開催する会だ。
「おいしいイタリアンを食べに行こう」「ワインを飲みに行こう」「日本酒を飲みに行こう」などの目的を明確にすれば、好みの似たような人たちが集まりやすいわけである。
2つ目は、「人を紹介する、あるいは知り合いから人を紹介してもらうための場」としての会食。
たしかに「今度、〇〇さんを紹介するよ」「△△さんと3人で会おう」というような場合は、「食事をしながら」が一般的かもしれない。そうすれば必然的に、初対面の相手との壁も低くなっていくからだ。
3つ目、人間関係を強化するための「1対1」の食事は、内向型人間にとっては最も苦手な会食かもしれない。
とはいえ、相手との強固な関係を築くためには、1対1の食事は重要であるだろう。
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