「パソコンは苦手」言い続ける人に欠けているモノ 「IT革命」からすでに四半世紀も経っている

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ICTの技術はもはやインフラとして「当たり前のもの」だという(写真:studio-sonic/PIXTA)
「エクセルなんていまだに触ったことがない」「AIなんて使っていると頭が悪くなる」。どこの職場にも1人くらいは、こういう人がいるものですが、「IT革命」からすでに四半世紀が経っている現在、もはやそうしたスタンスは通用しない、と指摘する明治大学教授の齋藤孝氏。
齋藤氏によれば、ITへの対応をかたくなに拒絶することは、社会性の欠如の表れととられることすらあるといいます。
※本稿は、齋藤氏の著書『40代から人生が好転する人、40代から人生が暗転する人』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

「高齢だからICTは苦手」は通用しない時代に

ICTリテラシーの重要性が時代を重ねるごとに高まっています。一般に「高齢者はネットが苦手」などと言われますが、これからの40代はそういう弁明が一切通用しない老後を生きていくことになります。

すでにデジタル技術は日常生活のあらゆるところに組み込まれていますし、実際にどの世代もその恩恵を受けて暮らしています。

手にとって利用するデバイスもどんどん進化して直感的に使えるようになっており、今は小学校でも全生徒にタブレット端末が支給され、7歳や8歳の児童が使いこなしています。

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