また、実写の映像だけでなくアニメーションを生成することも可能です。
創業からの1年半の間に、外部資金の支援なしにすでに法人向けと個人向けサービスの両方を軌道にのせ、社員も20名ほどの規模になっています。まさに、生成AIブームの流れが後押しした急成長企業です。
さらに、中国の「2023極新AIGC業界サミット」でTop20企業に選ばれ、バイドゥ主催のFeijiangハッカソンの人気賞、アリババクラウド主催のAIハッカソンのクラウド創新賞、といった賞を受賞しています。
大手企業を含む、多くの受注も受けており、PCメーカー・レノボが中国PCにデフォルトで搭載しているAIアプリケーション一覧に、他の大手AIサービスと並んで掲載されています。
今後は日本を含むグローバル展開も視野に
中国のほとんどすべての生成AIサービスは、中国の電話番号が必須です。それに対しFilmaction社はグローバルを意識していることもあり、電話番号なしで使用することができます。
現在は中国国内案件で手一杯とのことですが、今後は日本を含むグローバル展開も視野に入れていくとのことです。
この激しい競争を生き残り、未来のスタンダードを勝ち得るのはどこのサービスなのか、その行方を楽しみに見守りたいと思います。
この記事に続く【後編】では、中国AIの本丸ともいえる製造業の取り組みについてお話ししていきます。
*この記事の前半:「中国AI」はChatGPTを超えるか?驚く実態【前編】
*この記事の続き:「中国AI」はChatGPTを超えるか?驚く実態【後編】
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