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キャリア・教育 #北京大学MBA生の考察

「中国AI」はChatGPTを超えるか?驚く実態(中編) 「乱立する中国生成AI」試してみた"驚きの結論"

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  • 岡 俊輔 中国在住経営者 北京大学MBA23期生
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スタートアップ業界も大いに盛り上がっています。 

私が通う北京大学MBAの同級生にも、動画生成AIの業界でFilmactionという会社を起業した学生がいたので話を聞いてきました。 

「OpenAI社に迫る中国スタートアップ」は?

Jessy社長講演での登壇風景(写真:Filmaction社提供)

社長のJessyは北京大学でMBAを取得後、MITでデータ工学を学び、世界トップ500社のひとつであるドイツ鉄道(Deutsche Bahn)で企業のDX化業務を経験しながら、兼業で映画・テレビ業界に10年以上携わっています。 

動画生成AI会社「Filmaction」の会社ロゴ(画像:Filmaction社提供)

CTOの胡さんも、中国のトップ大学である清華大学の出身です。 

動画生成AIの業界で、世界的に有名なのが「ChatGPT」を運営するOpenAI社の「SORA」です。

CTOの胡さんが清華大学・北京大学・中国科学院を卒業した博士チームを率いて構築したのが、「SORA」を模した生成AIモデル「FANTASY」です。この「FANTASY」による動画生成AIが、Filmaction社のメイン事業となっています。 

AIによるスタイル変更エフェクト調整(画像:Filmaction社提供)

技術的には「SORA」にひけを取らないレベルまで達しつつあり、それに加えて映像コンテンツ業界にいた創業メンバーが多いことが強みのFilmactionは、ただプロンプトを忠実に再現するだけでなく、より美しい映像を追求していることが競争優位性になっているそうです。 

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【今後は日本を含むグローバル展開も視野に】

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