外国人へのプレゼンを盛り上げる問いかけ術 60日集中特訓!ビジネス英語術 第39回

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高校時代に習った「仮定法」を覚えていますか?(写真:ocsa/PIXTA)

プレゼンテーションでは、相手に仮定の話をすることがよくあります。仮定の話をすることで、話題が膨らんだり、議論が活発になる効果もありますね。今日はそういう場合に使えるフレーズについて学びましょう。

仮定法が大活躍

What would you do if that were to happen?
もし、そのような事が起きたらどうしますか。
If+主語+were to +動詞の原形〜は仮定法でしたね。高校英語で習ったのを覚えていますか?「仮に〜ならば、〜だろう」という意味ですが、仮定での話をする際にはよく使用しますので、覚えておきましょう。
 
ちなみに、仮定法では主語が一人称や三人称単数でもwereと続きますので、ご注意を!また、仮定法の場合は「~だろう」の部分はwouldになります。日本人が苦手な単語ナンバーワン、wouldの利用法は過去にも説明しましたね。
 
What would you do if we were to take a worse-case scenario?
万一、最悪の場合にはどうしますか?
 

そのほかにも、以下のような表現があります。

I’m making an assumption now.
今は仮定の話をしています。
It’s difficult to answer on that assumption.
その仮定条件に基づいてお答えすることは難しいです。
My suggestion is based on an assumption.
私の提案はある仮定条件に基づいています。

 

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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