英語で問題を指摘するにはどうしたらいい? 60日集中特訓!ビジネス英語術 第38回

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(写真:Graphs/PIXTA)

プレゼンテーションでは、問題点についての分析をすることがよくあります。その際には、過去にさかのぼって時系列で説明したり、メリットとデメリットを指摘したりして、問題を明確にする必要があります。今日はそんなときに使えるフレーズを学びましょう。

mightが使えるワケ

Some of you might remember that this company tried to expand its business overseas in 2009, but failed in it.
ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが、この会社は2009年に海外進出を試みて失敗しております。

Some of you might remember that~は、「ご記憶の方もいらっしゃるかもしれませんが…」という意味です。

might「~してもよい・~かもしれない・~だったかもしれない」は、mayの過去形と習った記憶があるかも知れませんが、実際にはむしろ、mayよりも丁寧なニュアンスがある単語として(推測として使う場合は、mayよりも不確実性が高いことを示唆することも)、ビジネスではよく使われます。

このほかにも、問題点を指摘するときには以下のようなフレーズがあります。

Let’s go back to the beginning.
事の発端に戻ってみましょう。
We need to look at this chronologically.
年代順に見ていく必要があります。
My analysis shows that there are two advantages and one disadvantage of expanding our business overseas.
私の分析によると、海外進出には2つのメリットと1つのデメリットがあります。

 

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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