さて、今週は電話の対応について勉強していますが、日本人が英語での電話が苦手な最大の理由は、相手の話すことが聞き取れないことが多いからではないでしょうか。今日は電話を受けた時に困ってしまった時の対応について学びましょう。
同じ事を繰り返してもらうには・・・
I cannot hear you well. Could you speak up a little?
よく聞こえないのですが、もう少し大きな声で話していただけますでしょうか。
I think we have a bad connection.
電波が悪いようなのですが・・・。
ここまでは物理的に聞こえない事への対応でしたが、この先は自分の英語力の問題で聞き取れなかった場合です。
I’m sorry, but could you speak a little slower?
申し訳ございませんが、もう少しゆっくり話していただけますでしょうか。
それでも、自分では対応が不可能だと思ったら・・・
Could you hold on while I will get someone who can speak English well?
英語がよく分かる者に代わりますので、少しお待ちいただけますでしょうか。
~during とwhileの違い~
よくレッスン中に聞かれる質問の一つがこれです。どちらも日本語では「~の間」という意味ですが、使い方が違いますのではっきりとリマインドしておきましょう。
duringは前置詞なので後ろには名詞などの句が続きます。
I’d like to have someone to take my place during my absence.
私の留守の間誰かに代わっていただきたい。
一方、whileは接続詞なので後ろには節か文章が続きます。
She came to my office while I was out.
彼女は私の外出中にオフィスに来た。
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あらい やえ
株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。
現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。
【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫)
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定
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