メール以外でもよく聞く事なのですが、謝罪の時に何でもかんでも「I’m sorry」で済ませたり、自分に否が無いのに「とにかく先に謝るべき」という日本人特有の習慣から、I’m sorryを多発している方をよく見かけます。
「謝る」という行為は「自分に否がある」と認めることですので、「sorry」の安売りはやめましょう。それでも、謝ることが必要なときのI’m sorry以外の表現を今日は勉強しましょう。
ただ謝ればいいわけではない
I (sincerely )apologize for my not finishing the work in time.
期限までに仕事を終えられなかった事(誠に)申し訳ございません。
I’m sorryよりも丁寧でフォーマルな謝罪の言葉として、ビジネスではapologize が使われます。sincerelyやreallyを入れることによって、心から謝罪している感じが伝わります。
Please accept my sincere apologies for not responding to your e-mail.
メールに返信していなかったこと、大変申し訳ございません。
ただ謝ればいいのではなく、その後が大事です。それが起きた理由の説明や、信頼回復のために今後の対応について必ず付け加えましょう。
It’s taking longer than I expected.
予想していたよりも時間がかかっています。
I will take full (the entire) responsibility for this.
この件につきましては私が全責任を負います。
I promise this will never happen again.
二度とこのようなことがないようにいたします。
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あらい やえ
株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。
現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。
【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫)
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定
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