50代「"ミッドライフ・クライシス"でしんどい…」 《中年の危機》を真に受けた人が陥っている"本当の問題"
40代から50代にかけての人生の転換期に、将来に対して不安や葛藤を感じやすくなり、「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」と呼ばれる、心理的な危機状態に陥る人が増えているそうです。私もこの年代に当てはまるので、笑い事ではありません。
本当に「中年期になった途端に起こる問題」なのか?
そもそも「ミッドライフ・クライシス」とは何なのでしょうか?
ミッドライフ・クライシスになる原因は、人それぞれ環境にもよるそうです。中年期は体力や運動能力の低下を感じやすくなり、ホルモンバランスも乱れてくるので、健康面での不安が増していきます。
お子さんがいる家庭では、子どもが成人して親としての役割が減り、人生の目的や意味を失って「空の巣症候群」になる人もいます。
また、親の介護や死別などで急に家族構成が変わり、家庭内でストレスを感じることが増えたり、仕事で定年を迎えるなどしてキャリアチェンジを余儀なくされたり、環境や状況が変われば、長年続けた仕事の経験が生かせなくなるし、人間関係にも変化が生じて不安を感じやすくなります。ときには自信を失うこともあるでしょう。
そうでなくても、人生も半ばに差し掛かかれば、「自分はこのままでよいのだろうか?」「これからどう生きるべきなのだろうか?」と、過去を振り返る人は多いはずです。
ミッドライフ・クライシスになると、自己評価が低下して人生に疑問を感じ、心身の不調から鬱病にかかることもあるので、なんとかしてうまく乗り越えていかねばなりません。


















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