今週も5日間しっかりメールのやり取りについて学びましょう。今日は交渉に関するメールのレッスンです。交渉するのは概ね価格や納期が多いと思います。こういう場面では希望や要求は丁寧な表現で伝えましょう。そして、譲歩や提案できる条件も明確に書き加えることが大事です。
交渉に使える表現は?
Could you provide your services at a more competitive price?
低価格(他社に負けない価格)でサービスを提供していただけますでしょうか。
Could you discount it? やCould you give us a cheaper price? などはビジネスメールにはふさわしくありませんが、メールの添削をしていると多くの方が最初はこう書いているのに気がつきます。割引を求める場合は、ビジネスにふさわしい以下のような表現にしましょう。
Would it be possible to give us a discount on a bulk order?
大口発注に関して値引きをしていただく事はできますか。
Could you give us a reduction of 20% off the price?
20%の値引きをしていただけますでしょうか。
competitiveはビジネスにおいて頻出単語です。「競合の・競争できる」以外に「(他店や他社と比べて)格安の・お買得の」という意味もあります。
I believe you’ll find our prices are extremely competitive.
私達の価格が極端に安い事が、きっとお分かり頂けると思います。
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あらい やえ
株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。
現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。
【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫)
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定
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