相手に「ノー」と言わせない最強の英語 60日集中特訓!ビジネス英語術 第16回

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必要に応じて「強引」になりましょう(elwynn/PIXTA)

今週はメールについての学習の最終週になります。より「相手に伝わるメールの書き方」へ進みたいと思います。

今日は「相手に”No”と言わせない表現」です。少し強引に思えるかもしれませんが、勝負に出るときには必要な表現です。でも、使う相手を間違えないでくださいね。

「あなたにこうして欲しい」と要求を

We expect you to make an effort to pay the rent by the end of this week.
今週末までに賃料を支払うための努力をしていただけることを期待しています。

支払催促のメールをしても支払いが無かった際、次にメールする時には、このように相手に指示する形にしてかまいません。

I (またはwe)expect you to「~あなたには(当然)~していただけるものと思っております」のほかにも、強い表現を紹介しましょう。

We need you to ~ (immediately)
(今すぐに)あなたに~していただく必要があります。
We must insist that ~
~という要求をせざるをえません。

We need you to send the sample data immediately.
今すぐにサンプルのデータを送っていただく必要があります。
 
We must insist that the missing items (should) be delivered right away.
すぐに不足品をお送りいただくよう要求せざるを得ません。
 

命令、要求、提案を表す動詞に続くthat節でもshouldがイギリス英語では用いられますが、アメリカ英語になるとshouldは省略されて仮定法現在になります。advise, insist , order,  recommend, suggestなどの動詞の後のthat節に適用されます。

荒井 弥栄 Office Grace社長

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あらい やえ

株式会社Office Grace社長。1967年3月5日生まれ。東京都出身。1964年東京オリンピックで英語オペレーターを務めた母親の影響で、幼少の頃から英語に興味を持つ。ディズニー創設チーム日本来日の際、脚本家が自宅に2年間ホームステイしたことにより、異文化になじんだ生活を送る。大学在学中に日本航空国際線CAの採用試験に合格。大学を中退して就職。11年のフライト経験の中で「英語」を通じて様々な国の文化・人に触れ、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身に付ける。
その後の英語講師時代、かねてから得意であった執筆が「週刊朝日」副編集長の目に留留まり、創刊以来初の素人女性コラム「Yaeのビューティフル英語脳」がスタート。
その後、出版社から依頼があり4冊英語著書出版。

現在は、語学力を要求されるドクターや会社経営者、社内公用語企業役員クラスだけにターゲットを絞った、1対1の英会話+ビジネスマナー+交渉力レッスンを行う株式会社オOffce Greaceを経営する。宣伝・営業を一切しないのに、レッスンは常に半年先まで満席。また、企業での研修・講演・セミナーも行う。


【著書】
・「ビジネスで信頼されるファーストクラスの英会話」(祥伝社黄金文庫) 
・「ファーストクラスの英会話 [電話・メール・接待・交渉編]」(祥伝社黄金文庫)
・「元国際線キャビンアテンダントが教える世界に通じるきれいな英会話」(中経出版)
・「日本人が知らないシンプル英会話」(大和文庫)
・「人生を変える英語学習法~カリスマ講師・著者による英語学習必勝法~」(成美堂出版)
・「一番使える接客英会話フレーズ集」2015年11月出版決定

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