博多の街角に出現!「5分英語」の狙いとは?

英語コミュニケーションで友達づくり

オーストラリア出身のアラスター・パターソンさん

2014年に外国人入国者数が100万人を突破した福岡市。その中心部では、”国際都市”ならではの光景が見られる。

ストリートライブは、こんな感じ

6月下旬土曜日の夕暮れ時。買い物客や観光客など多くの人が行き交う「キャナルシティ博多」近くの交差点に、ストリートライブの軽快な歌声が響く。そのそばで「5分 英語チャレンジ やってみらん!」と書かれたプレートを掲げ、道ゆく人に声を掛ける外国人の姿があった。

足を止めた高校生グループや若いカップル、子ども連れが、まるで知り合いと話すように会話を弾ませ、ハイタッチして去っていく。これはいったい何なのだろうか。

活動の目的は「友達を作ること」

この活動を中心になって行っているのは、博多駅近くで教会とインターナショナルスクールを運営するアラスター・パターソンさんら、福岡在住の外国人達。活動の目的について、「友達を作ること」とパターソンさんは語る。この場所でのストリートライブと5分間英会話、博多駅近くでの5分間英会話を隔週で行っており、東京や名古屋、鹿児島など、様々な場所から訪れた人との出会いもあるそうだ。

パターソンさんは妻のマリーンさん、娘のイバンナちゃん・ハンナちゃんとともにオーストラリアから移住して4年。自身の日本語はカタコトだが、2人の娘たちは日本の小学校に通っていて、博多弁を流暢に話すという。

「12歳までは誰でも、どんな言語のどんな音も発音できるそうです。私は日本の小学校でも英語を教えていますが、5年生までは完璧に発音できるものが、6年生になると微妙に難しくなる。たとえばLやFの発音は、日本人にとって難しいでしょう。発音には口の周囲の筋肉が影響するのですが、その筋肉は普段使っている言葉に合わせて成長し、12歳前後でほぼ完成するそうです。また、耳も成長すると細かな音の違いを聞き取ることが難しくなる。だから、外国語を学習するなら早い方がいいんです」

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