感情を「制御できない」→「できる」に変える"技術" まずは自然と沸く気持ちを「客観視」すること

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
ノートを書く女性
ノートを使って「日々、自分の感情を観察する習慣」をつけることで、感情の変化をコントロールできるようになります(写真:Nonwarit/PIXTA)
何か明確な心配ごとがあるわけでないのに「なんとなく不安な人」も多いのではないでしょうか。
「行動を変える専門家」の永谷研一さんは、「特にいま、仕事や子育てで頑張っているのに、『誰からもほめられない』『自分は何もできてない』と感じている自己肯定感の低い人は多い。そうした人こそ、心を整え、ほんの少しずつでも『前に進んでいる実感』を持つことがとても必要」と話します。
その日の「できたこと」を振り返ることで、自分を深く知り、自己肯定感を上げる科学的なメソッドを紹介する書籍『1日5分 書けば明日が変わる できたことノート』をもとに、3回にわたって解説します。

毎日、「感情を観察するクセ」をつける

最初に質問です。みなさんは、自分の感情をうまくコントロールできていますか?

人間は誰でも、気持ちや感情の変化があります。仕事がうまくいって「うれしい」という感情が生まれたり、友達とケンカしてしまって「悲しい」という感情が生まれたりします。

人間ですから、感情をうまくコントロールできずに、いわゆる「感情的」になって突発的な行動をしてしまったり、ムダに落ち込んで自暴自棄になってしまったりすることは誰でもあります。

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事